ご挨拶

拝啓、時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。
平素より下水道用ポリエチレン管・継手協会の活動趣旨に格別のご理解を賜り、心より御礼申し上げます。

さて、下水道用ポリエチレン管・継手は2021年までのご採用実績が約3,500kmに達し、今後の下水道整備においてますます重要な位置を占める管材となっています。2014年には下水道用リブ付ポリエチレン管(日本下水道協会規格JSWAS K-15)が改正され、2018年には下水道用ポリエチレン管(日本下水道協会規格JSWAS K-14)が改正、幅広い分野へと活用いただいています。 ポリエチレン管は、融着接合により高い接合部の強度と水密性を有した、管・継手一体構造の管路を構築することが出来ます。この接合部強度と管自体の柔軟性により、近年の地震災害においても管路の破損被害が無く、耐震管として高い評価を得ており、下水道処理施設の統廃合に伴い連絡管路として使用が増えています。

大規模な地震や集中豪雨などの自然災害が発生している中、下水道の重要性が再認識されています。
下水道用ポリエチレン管・継手協会は、高性能な管材の提供を通じて、安心安全な下水道整備に貢献、尽力していく所存でございます。今後とも宜しくご指導・ご鞭撻いただきますようお願い申し上げます。

敬具

下水道用ポリエチレン管・継手協会
会長 奥村 浩二

協会の歩み

1992年 9月 下水道用ポリエチレン管・継手協会発足
1992年 11月 真空式下水道用ポリエチレン管規格(PA-01)制定
1994年 12月 第1回配管作業(指導)者認定講習会開催39名合格 以後毎年開催
1995年 12月 新下水道用ポリエチレン管規格(PA-11)制定
下水道用高耐圧ポリエチレン管規格(PA-21)制定
1996年 3月 第1回技術講習会開催 以後毎年開催
1998年 6月 下水道用ポリエチレン管技術マニュアル完成
<(財)下水道新技術推進機構発行>
2000年 12月 下水道用ポリエチレン管(PA-11)が日本下水道協会規格(JSWAS K-14)として制定
2001年 5月 下水道用リブ付ポリエチレン管(PA-21)が日本下水道協会規格(JSWAS K-15)として制定
2001年 7月 ホームページ開設 https://www.pekyo.jp/
2001年 10月 下水道用管路資器材研修会に参画
2011年   東日本大震災における下水道用ポリエチレン管路の現地調査
2012年 7月 第49回 下水道研究発表会にて下水道用ポリエチレン管の被災状況を発表
2014年 12月 下水道用リブ付ポリエチレン管(日本下水道協会規格 JSWAS K-15)改正
2018年 8月 下水道用ポリエチレン管(日本下水道協会規格JSWAS K-14)改正
2019年 8月 下水道展'19横浜にてブース優秀賞受賞
2022年   現在に至る
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